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ストレスをため込まないストレスレスな生活が1番!でも、もしひいてしまったら!? |
過剰なストレスにより心より体が先に反応。多様な症状を訴える。 頭痛、めまい、肩こり、だるさ、動悸、吐き気、不眠、冷え…など自律神経失調症は、体のあちこちにいくつもの症状が現れる病気として知られています。 そもそも自律神経とは体のすみずみまで張り巡らされた神経のネットワークで、内臓を動かし、血圧や発汗を調整するなど、様々な役割を果たしています。しかし、このネットワークはストレスによりバランスを崩しやすく、一度崩れると体のあちこちに障害をもたらすのです。また体の不調が続くと社会的自信喪失から2次的にうつ病に陥るケースもめずらしくありません。 |
自律神経失調症の治療はさまざまなつらい症状を取り除くことが先決です。一般的な漢方薬や薬などで症状を取った上でカウンセリングなどの心理療法が施されます。またストレスをためる人間関係のパターンを認識していく「交流分析」や、自己暗示をかける「自立訓練法」も効果的です。人によっては食事療法やヨガ、ストレッチなどの運動療法、ライフスタイルの修正も効果的です。 |
決してさぼっているのではない!まずはそれを理解して。 自律神経失調症は、通常の検査では異常が現れないため「仮病?」「なまけたいだけじゃないの?」といった心ない言葉を向けられて傷つく人も多いようです。苦手な人と会うとジンマシンが出たり、仕事をしていると手に汗をびっしょりかいたりと、ストレスによる反応が極端に出る場合もありますが本人のつらさをまず理解してあげる姿勢が必要です。しかし、本人がそのストレスを乗り越えない限り、根本的な解決はありません。本人が「壁」を乗り越えられるようフォローするようにしてください。 |
椅子に座って目を閉じ、(1)右手が重い(2)左手が重い(3)右足が重い(4)左足が重い…というように実際に重さを感じるように暗示をかける訓練法。重量が終わったら・右手が温かい…という温感の訓練を同様に。 |
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「汗をかく運動」はすり減った自律神経を鍛えるために効果的。エアロビクスでたっぷり汗をかくも良し、ウォーキングでコツコツやるも良し、この際汗と一緒にストレスを流してしまいましょう。 |
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自律神経のバランスをよくするためには、散歩や旅行など「普段とちがうこと」をしてストレスを忘れるのが効果的。ただし、うつを合併しておこしている場合にはその行為が負担に感じられることもあります。 |