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安心して利用するために知っておきたい…サプリメントQ&A

Q1.添加物などの安全性に不安あり。飲み続けても大丈夫なの?
毎日摂る物だから添加物は1つでも少なく…
サプリメントは栄養成分だけで作られているわけではない。原材料から抽出した液体や粉末は錠剤、カプセルなどに製造する過程で「錠剤をしっかり固める」「鋳型からスムーズに外す」などの目的で下表のような添加物が加えられる。添加物=食品添加物(天然由来、化学合成の2種類ある)と思いがちだが乳糖やデキストリン(デンプン)など「食品材料」が加えられることも多い。
ちなみに日本では合成のビタミン・ミネラルは食品添加物にに分類される。もともとは栄養強化剤として食品に添加されていたからだ。ビタミンCや酸化防止剤として添加されているケースもあるのでラベルでよく確認して。

サプリメントによく使われる添加物や食品
黒:合成添加物、赤:天然添加物青:食品または食品原料
 
何のために使うか
よく使われる物
賦型剤
材料を固めたり、錠剤に整形するため、体積をふくらませたりするのに使う。
ショ糖脂肪酸エステル、セルロースレシチン、デキストリンブドウ糖乳糖
乳化剤・増粘剤
材料を固まりやすくしたり体積を増やすために使う。
グリセリン脂肪酸エステル、アルギン酸ナトリウム、グアガムカラギーナンペクチン
滑剤
固結防止剤。錠剤を整形するとき、鋳型にくっつかずに取り出すための物。粉末状サプリメントにも粉をサラサラにするために使われる。
グリセリン脂肪酸エステル、二酸化ケイ素、炭酸マグネシウム、天然油脂
光沢剤
錠剤をコーティングして湿気や酸化から保護したり、表面を滑らかにして飲み込みやすくするために使う。
シェラックミツロウ
カプセル
粉や液体をまとめる。
ゼラチングリセリン、ソルビトール
着色料
チュアブルに使われる事が多い。
食用タール色素、カラメル紅麹色素クチナシ
香料
一括名で「香料」と表示すればいいので物質名がわからないことが多い。
合成香料、レモンやオレンジなどの精油成分
甘味料
チュアブルタイプ、粉末状の物を食べやすくするために使う。
ソルビトールグリチルリチン酸ナトリウム、アスパルテール、ステビア砂糖、粉糖
酸味料
甘酸っぱい味を付ける。
クエン酸、リンゴ酸など

Q2.化学合成と天然由来で効果に差があるの?
合成は単体。天然は複合体。吸収率に差が出る。
サプリメントの栄養素には食べ物を原料にした物と、科学的に合成された物がある。その効果に違いがあるのはビタミンE。合成より天然の方が体内への吸収率が良いとされています。
ビタミンCはアセロラやローズヒップなどの天然由来の物と合成のC(化学名は「アスコルビン酸」)があるが「どちらでも成分に差がない」という研究結果が出ています。ただし、食べ物から作られた天然のCにはそれ以外の栄養素がある。そうした複数の栄養素が体内でCの働きを助けるので吸収率が高くなると考えられています。
対して合成のCはCのみの単体。栄養素は単体では働かないのでCを大量にとっても使われずにムダになるだけです。
天然サプリに弱点があるとしたら原料費が高いこと。また原料に含まれる有効成分が少な目で高濃度の製品作りが難しい。例えば、美肌や免疫力向上が目的ならCの含有量が高い合成品が効果的。日々の栄養補給はマイルドな天然Cとか目的に応じ使い分ければいいと思います。
またミネラルのサプリメントには土、岩石、貝殻、珊瑚などを原料にした物もあります。…確かに天然由来の原料ですが、人間の食べるものではありません。サプリメントとして適切かどうかは疑問!?
しっかり原材料をチェックしてください。

Q3.風邪薬や痛み止めなどと一緒に飲んでいいの?
ハーブ類は注意が必要。医師や薬剤師に相談を。
サプリメントの成分の中には医薬品と相互作用が指摘されているものもある。中でもハーブ類は、それ自体に薬効があるため、薬との飲みあわせには注意が必要。
軽いうつ症状に効くと人気が高い「セント・ジョーンズ・ワート(SJW)」はビル、気管支拡張剤、強心剤などの医薬品と併用すると、薬の効果を減少させるおそれがあることが分かった。200年5月には厚生省(当時)が以上のような医薬品を服用の時は「SJWを摂取しないように」といった表示を義務づけるよう、メーカーに通達している。
ハーブでは、イチョウ葉、エキナシアなども処方薬との相互作用が指摘されている。ビタミンにもA、Cなどに薬との相互作用が認められている。いずれも問題になるのが処方薬との併用で「市販の胃腸薬、頭痛、生理痛の薬、風邪薬の場合は神経質にならなくても良いでしょう。
なんにどう反応するかは、個人の体質や体調などで異なるため一概には言えない。
処方薬をもらうときには医師や薬剤師にサプリメントを摂っていることを忘れずに報告してください。

相互作用のあるサプリメントと医薬品
サプリメント
医薬品
相互作用
セント・ジョーンズ・ワート
抗うつ効果、生理痛の緩和など薬効があるハーブ
抗HV薬、免疫抑制剤(シクロスポリシンなど)、経口避妊薬、強震薬(ジゴキシンなど)、気管支拡張剤(テオフィリンなど)、ワルファリン(血液凝固阻害薬)など
薬の作用が弱くなる
抗うつ剤(モノアミンオキシダーゼ阻害薬、選択的セロトニン受容体拮抗薬)
薬の作用が強まる可能性有り
エキナシア
風邪やインフルエンザの予防に使われる。
たんぱく同化ステロイド、アミオダロン(不整脈の薬)、メソトレキセート(免疫抑制剤、慢性関節リウマチなどに使う)など
肝障害を起こす可能性有り
イチョウ葉
血液循環を改善する働きがある。
ワルファリン、アスピリン、その他の解熱鎮静剤など
出血しやすくなったり、出血がとまりにくくなる(大量
摂取の場合)可能性有り
ビタミンA
テトラサイクリン(抗生物質)


ワルファリン(血栓予防薬)
薬による頭痛が強められる可能性有り

ワセファリン作用を増強させる可能性有り
ビタミンC
ジエチルスティルベストール
エストロゲン(女性ホルモン)
血中エストロゲン濃度が上昇し、薬の作用が強く出る可能性有り

Q4.複数の種類のサプリメントを飲んでいます。飲みあわせが心配。
相互作用よりバランスが問題。過剰症にも注意
ビタミン、ミネラルは食品なので、基本的に邪魔しあうことはありません。むしろ問題なのは摂取バランス。
栄養素は互いにリンクして働くので1つだけ大量に摂っても使われずに尿となって排出されるだけなのです。
といってもそれは水に溶ける水溶性(B群とC)ビタミンの場合。油に溶ける脂溶性ビタミンは体内に蓄積されるため、過剰症を起こす心配があるのです。特にAとDの過剰症には注意して!Aの過剰症は頭痛、嘔吐など。Dは摂りすぎると血中のカルシウム濃度が上がり便秘や全身のかゆみ、内臓にカルシウムが沈着することも…
ミネラルは必要量が微量なものが多いので過剰症がおきやすい。また、カルシウムとマグネシウム、ナトリウムとカリウムというように対になって働いている物の単品の大量摂取はかえってマイナス。マルチミネラルなど配合バランスが取れたサプリメントでの摂取がオススメ。

Q5.同じアイテムでもこんなに値段が違うのはなぜ??
生産量や製造工程のコストが価格に反映される
例えばビタミンCのサプリメントがA社は1瓶600円、B社は3,000円。同じ粒数なのになぜこんなに値段が違うのか?
あるOEMメーカー商品開発担当者は「ロットは大きければ大きいほど製造コストは安くなる」という。
しかし安い商品の中には製剤化の過程で添加物をなどを加えて体積をふくらませているものもあります。
公的機関が検査したら有効成分が微量しか入っていなかった例もある。
きちんとした内容のサプリメントを作ろうと思ったら、有効成分の測定や品質保証期限を保証する試験など諸々の試験が必要。商品発売までに普通は1年から1年半はかかるし、開発費用もかさむ。そこまで待てない、開発にそんな費用はかけたくない!というメーカーも現実には存在します。
原材料は、天然の方が高くつく。「100%植物原料」とかいてあれば高くても仕方ないと思いがちだがラベルをよく見たら添加物も含まれている商品もあった。高いから良い、安いから悪い!という時代はもう終わったのだ。有効成分がどのくらいは行っているか?など商品を自分自身の目で見極める力が必要だ。

Q6.最初はどんなサプリを選ぶべき?
まずはマルチビタミン、マルチミネラルで!
現代の食事はカロリーが高く、ビタミン、ミネラルが不足しています。
下図は現代食の栄養バランスをグラフ化したもの。炭水化物や脂肪、動物性タンパク質(肉類)、塩分などは過剰気味、植物性タンパク質(豆類)、脂肪(EPA、DHA)、ビタミン、ミネラル、ファイバーが不足気味でアンバランスだとわかる。その結果現代人は栄養過剰なのに栄養失調傾向にある。
この原因は大きく分けて3つ
1. 食材の栄養価が落ちている
2. 加工食品の増加
3. ストレスの多い現代生活
食材の栄養価を日本食品標準成分表で見ると年々低下している物がある。1950年と1982年ではニンジンのビタミンA含有量が70%ダウン、セロリのビタミンC含有量は80%ダウン、アスパラガスのビタミンB2含有量は47%ダウンしています。食材は加工の過程でさらにビタミンを失う。追い打ちをかけるように体内ではストレスなどでビタミンを多量に失うことが多い。
ビタミンやミネラルは吸収後に体内で大きな役割を果たすから不足すると体の不調や肥満につながる。ビタミンやミネラルは互いに作用しあっていることが多いので単体で摂るより複数のビタミン、ミネラルが含まれるマルチタイプがオススメ!

現代食はビタミン・ミネラルが不足 過剰 欠乏 炭水化物 脂肪(飽和脂肪酸など)動物性たんぱく質 塩分 添加物(リン酸塩など)平均レベル 植物性タンパク質 脂肪(不飽和脂肪酸など)三大栄養素 副栄養素 ビタミン ミネラル ファイバー
過剰気味の脂肪は、バターやラード、肉の油、乳製品に入っている物。欠乏気味の脂肪は食事からしか摂取できない必須脂肪酸でEPA、DHAなどを指す。

Q7.ビタミン・ミネラルはどう働く?それだけ摂取すればいい?
体内の代謝に必須な栄養素。
所要量より多めに補給して代謝改善を目指す
体内に摂取したカロリーを代謝するのにビタミンやミネラルが絶対に必要。ビタミンやミネラルが不足すると、新陳代謝・エネルギー代謝などの全てに影響が出るんです。ビタミンは摂取したカロリー(糖質・タンパク質、脂質)をエネルギーと体の細
サプリメントは毎日摂取するもの。でもつい、飲むのを忘れてしまう人も多いはず。また医薬品とは違い即効性があるわけではないから、いつまで飲み続ければいいのかもわからないこともあるはず。
サプリメントはメーカーが明記する目安の摂取量を守って1~3ヶ月くらいは飲み続けて様子を見て。
摂る時間はビタミン類は食後に摂取する方が吸収も良くなっていい。
体内に蓄積されず、不要分は尿で出てしまう水溶性のビタミン一度に多量に摂取するよりも数回に分けて摂るほうがよいという説も。ただし、摂取後に具合が悪くなったり、あわないと感じたらやめるべき。サプリメントには添加物も含まれる。1人1人の体は皆違うし、どんな成分に体が反応するかも違う。どんな成分が体に反応するかは自分で確かめるしかないのだ。胞に代謝させ、ミネラルは新陳代謝の際に体の細胞作りの要となり、骨、髪の毛、爪など体のほぼ全ての部分の材料となる。ビタミンは13種類、ミネラルは16種類あるとされ、厚生労働省は欠乏症が出ない量としてビタミン、ミネラルの所要量と摂りすぎると弊害のあるものに関して許容上限摂取量を示している。(下表参照)
しかしこの所要量は欠乏しない程度の数値であって最低限の物。上限にいたらない程度で摂取しておきたい。
またビタミンには水溶性の物と脂溶性の物があり、水溶性の物は過剰に摂取しても尿で流れ出してしまう。脂溶性の物は体内に蓄積されてしまうため過剰摂取には注意が必要。
カロリー エネルギー代謝 ビタミン・ミネラル 新陳代謝 エネルギー 新しい細胞
代謝にはビタミン・ミネラルが絶対必要。またビタミンはストレスに対する抗ストレスホルモンの主材料となり、ミネラルには精神面での鎮静効果のあるものもある。

現代食はビタミン・ミネラルが不足
※所要量は、厚生労働省「第6次改定日本人の栄養所要量について」より(妊娠時や授乳時は所要量が変化します。ご注意下さい。)
栄養素
所要量(女性) 許容上限摂取量
この成分を含む食品









ビタミンB1
0.8mg
-
豚肉、ハム、豆乳、オレンジなど
ビタミンB6
1.0mg
-
鶏肉、ブロッコリー、牛乳など
ビタミンB6
1.2mg
100mg
バナナ、アボガド、大豆、牛肉など
ビタミンB12
2.4μg
-
アサリ、牡蠣、サケ、マグロなど
ナイアシン
13mg
30mg
カツオ、レバー、緑黄色野菜豆類など
パントテン酸
5mg
-
牛乳、レバー、大豆、キノコ類など
葉酸 200μg
1000μg
アスパラガス、ホウレン草、ウズラ豆など
ビオチン
30μg
-
大麦、大豆、牛乳、トウモロコシなど
ビタミンC
100mg
-
柑橘類、ブロッコリー、ピーマンなど






ビタミンA
1800lu
5000lu
ウナギ、アナゴ、バター、チーズなど
ビタミンD
100lu
2000lu
サケ、イワシシイタケ、ナメコなど
ビタミンE
8mgα-TE
600mgα-TE
アーモンド、タラコ、カボチャなど
ビタミンK
55μg
3000μg
小松菜、納豆、卵黄など




カルシウム
600mg
2500mg
チーズ、ヨーグルト、ブロッコリーなど

12mg
40mg
レバー類、干しひじき、ハマグリなど
マグネシウム
250mg(30~49歳 260mg)
700mg
玄米、アボガド、タラなど
カリウム
2000mg
-
プルーン、バナナ、ホウレン草など
亜鉛
9mg(30~49歳 10mg)
30mg
牡蠣、タラコ、アーモンドなど

Q8.サプリメントを摂るのに優先順位はあるの?
基本サプリメントの後に目的別を選ぶのが上手な撮り方
市販のサプリメントは種類も多く、美肌や疲れにいいと聞くとその成分だけ集中して体内に入れたくなるひとも多いはず。しかしサプリメントの摂取法には優先順位があるのだ。
サプリメントは重要度の高い方から3つに分けられる。最も重要なのが生命代謝に必要なビタミン、ミネラル、プロティン(たんぱく質)で、次に健康維持に必要な栄養素(レシチン、EPA、DHA、大豆イソフラボンなど)そして最後にハーブ系サプリメントとなる。
大豆イソフラボンやグルコサミンなど、体調の改善を目的に摂取するサプリメントはビタミンやミネラルなどの栄養素の状態をある程度整えておいた方がそれぞれの働きに期待ができます。まず栄養素のベース作りから始めるのがサプリメントの上手なとりかた。ハーブ系に関しては「セント・ジョーンズ・ワート」や「イチョウ葉」などのハーブ系サプリメントは海外では医薬品。副作用は少ないとされていますが100%安全ではありません。
優先順位を守ってサプリメントを摂っているのに効果を感じない。むしろ不調を感じるというのであれば「正しいサプリメントを摂取しているのか?薬局などで薬剤師に相談してみて。

サプリメントは3タイプに分けられる 優先順位3 ハーブ(セント・ジョーンズ・ワート、イチョウ葉、高麗人参、マカなど)その他 優先順位2 レシチン EPA、DHA ファイバー 大豆イソフラボン グルコサミンなど 優先順位1 ビタミン ミネラル プロティン(たんぱく質)日常性 優先順位 副作用
体の細胞を作る基本、栄養素のベースとなるのが、ビタミン・ミネラル・プロティン。プロティンをサプリメントで摂る場合は1日20gまで摂取しよう。

Q9.飲む期間や量は何を基準にすればいい?
メーカーが示す摂取量を守り1~3ヶ月程度続けて…
サプリメントは毎日摂取するもの。でもつい、飲むのを忘れてしまう人も多いはず。また医薬品とは違い即効性があるわけではないから、いつまで飲み続ければいいのかもわからないこともあるはず。
サプリメントはメーカーが明記する目安の摂取量を守って1~3ヶ月くらいは飲み続けて様子を見て。
摂る時間はビタミン類は食後に摂取する方が吸収も良くなっていい。
体内に蓄積されず、不要分は尿で出てしまう水溶性のビタミン一度に多量に摂取するよりも数回に分けて摂るほうがよいという説も。ただし、摂取後に具合が悪くなったり、あわないと感じたらやめるべき。サプリメントには添加物も含まれる。1人1人の体は皆違うし、どんな成分に体が反応するかも違う。どんな成分が体に反応するかは自分で確かめるしかないのだ。

Q10.サプリメントを飲めば食事は無頓着でもいい?
サプリメントの効果を実感するには、生活習慣の改善がベースにある
サプリメントで気軽に必要な栄養を摂れるとなると食事は偏ったままでいい!と考える人も多いだろうがそれはNG!食事、睡眠、運動、休息など生活習慣の改善があって初めてサプリメントも生きる。サプリメントが先ではなくて食事が合ってのサプリメントということを忘れないようにしましょう。
自分の栄養状態を確認し、食事で補えない部分をサプリメントで補うことが大切なのだ。
では、どんな食事が良いのだろうか?
穀物と豆類からたんぱく質、」海産物からミネラル、豊富な野菜からはビタミンやファイバーを摂れる日本食は栄養学的に見てもバランスのとれた食事。まずは、1日のうち2食を和食にするように心がけましょう。