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魚介類

イワシ

心筋梗塞、脳血栓をはじめとする循環器系疾患の予防に役立つEPAには血中中性脂肪の減少効果もある。同様の働きを持ったDHAともども、小さなイワシの体内に凝縮されている。またイワシに含まれるペプチド(アミノ酸が結合した物)は、血圧をあげる酵素の働きを阻害するので高血圧の予防には最適な食材だ。タウリンも豊富でその交感神経抑制作用は血圧を下げる時にも役立つ。ただし、EPAもDHAも調理法の選択を誤ると、大量の損失を生んでしまう。最悪なのは天ぷらで69%の損失。揚げる課程でEPA、DHAが抜けてしまい代わりに天ぷら油が身の中に入ってしまうのだ。つみれは28%、しょうゆ煮で25%の損失。焼き魚は比較的マシで19%の損失にとどまるが新鮮な刺身なら損失0%!(当たり前かも)
ビタミンA、B群、D、Eが多く、骨ごと食べればカルシウムも大量に摂取できる。


イカ

高タンパク(スルメイカは100g中、18.1g)低脂肪で消化・吸収しやすい優秀な食材だ。確かにコレステロールは高いがこれを原料として胆汁酸を合成するタウリンも多い。胆汁酸は有害物質を吸着し、一緒に排出するので、結果的に体内のコレステロールも消費できる。
含有成分の内、アミノ酸であるグリシン、エキス成分配合のベタイン化合物は栄養素が腸管から吸収されるのを遅らせる。食事による血糖値の急上昇を緩和できるので肥満の予防にも役立つ。意外にも魚肉よりグルコサミンが多い。またビフィズス菌を増やすとも言われている。
イカスミにはタウリン、グリシンベタインも多いが特有の抗菌性物質、溶菌酵素リゾチームに抗ガン作用があると考えられている。また、タンパク質から腐敗物質が生じるのを抑えるため、食品に加えると賞味期限が2倍ほどに伸びるという。


エビ

身にも動物性植物繊維「キチン」が含まれ、抗菌・抗ガン・コレステロール低下作用を持つ。また高濃度に含むミネラル、セレンはグルタチオン・ペルオキシダーゼという酵素に変換される。これは体内で有害過酸化物の消去に役立つ。タウリンやEPA,DHAも含有率が高い。調理損失を減らす為、新鮮な物は刺身で食べたい。


牡蠣

ビタミン、ミネラルをバランス良く豊富に含むが、中でも亜鉛が多いことで知られている。亜鉛は舌状上の味覚を構成する味細胞の再生に大量に必要であり、日頃から食事で亜鉛をたっぷり摂取していると味覚障害の予防・改善につながる。また亜鉛はインスリンの合成に欠かせないため、糖尿病の人にもオススメできる。シジミと同様、グリコーゲンやタウリンも豊富で肝臓の疲労回復にも大きく役立つ。


シジミ

昔から肝臓に良いと言われてきたのは、有名なタウリンと必須アミノ酸、メチオニンの働きによる。タウリンは肝機能強化・回復および肝細胞懐死の抑制などに。メチオニンはアルコールの過剰摂取から来る肝臓の疲労回復に、それぞれ役立つ。
タンパク質は少ないが低脂質でグリコーゲンが豊富なことも、肝臓の疲労回復につながっているようだ。なお、貝類の中ではトップクラスのカルシウム補給源にもなっている。