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豚肉はとにかく米食との相性が良い。必須アミノ酸のリジン酸が多く、糖質の代謝に欠かせないビタミンB1は牛肉の10倍以上ある。ビタミンB1はアルコールの分解にも消費されるため酒を飲む習慣がある人は意識して摂取したい。ただし、バラ肉、ひき肉は脂肪分が多いので（100g中約35g)、極力ヒレを選ぼう！（同じく100g中、約2g)。脂肪にはオレイン酸やステアリン酸を多く含み、悪玉コレステロールは比較的へらしやすい。

鶏肉は他の肉に比べビタミンAが多いので視覚や粘膜を正常に保つ上で役立つ。肌を美しく保つと言われているコンドロイチン硫酸を含むほか、必須アミノ酸ではトリプトファンが多い。トリプトファンは体内でメラトニンに変換されリラックスさせたり安らかな睡眠をもたらすと考えられている。一方で、酒・タバコ・カフェインはメラトニンを減らすから酒の席で焼き鳥をつまみにするのは理にかなっている。

鶏の卵にはビタミンC以外の必要な栄養素が全て含まれている。卵黄にはコレステロールが含まれているが卵白に含まれるレシチンが逆にコレステロールを取り除く。1日1個がちょうどいい量。