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果実類

りんご

豊富に含まれる植物繊維の内10.8gを占めるペクチンはビフィズス菌の餌になり、腸内細菌叢の改善に役立つほか、鉄分の吸収を促すことで知られている。
また、風邪などの発熱時の栄養補給に昔から利用されてきたのは、特有の有機酸であるリンゴ酸に抗炎症・解熱作用があるため。エネルギー代謝を円滑にする働きもあるので疲労時に摂取するのもオススメできる。
最近はリンゴポリフェノールの持つ強い抗酸化力が注目を集め、その活躍する範囲は広く、アレルギー症状の緩和、口液に使えば虫歯予防。善玉コレステロールを増やし過剰な日焼けを防ぐなど数え切れない。果汁にもバナナ同様に白血球数増加、活性化して免疫力を刺激する力もある。


みかん(オレンジ)

輸入オレンジの約100倍。温州みかんに多く含まれるオレンジ色の色素成分、β-クリプトキサンチンが注目を集めている。カロチノイドの一種なのだが発ガン抑制効果はβ-カロチンの実に5倍。1日2個の温州みかんで、十分な予防効果が期待できるという報告もあるほどだ。
果肉の特殊成分、リモノイドは高い抗酸化力を誇り、これもガンの予防に役立つと言われている。
おなじみのビタミンCは重量で比較するとイチゴの半分程度にとどまるが洗わずそのまま食べられるため損失率を最小限に抑えられる効率よい供給源だ。ビタミンPとして機能するヘスペリジンとともに血管壁を丈夫にし、動脈硬化の予防に貢献してくれる。
果肉を包む薄皮は皮ごと食べれば1個当たり約1gの植物繊維の補給になる。クエン酸はみかん1個で約1g。疲労回復にも最低1日1個は食べたいものだ。