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スキンケア特集 ニキビ

ニキビの基礎知識

ニキビは皮膚疾患の1つで、医学的には「ざそう」と言います。毛穴が、皮脂や汚れ、代謝による老廃物でふさがれ、そこに雑菌が繁殖して炎症を起こすことにより形成されます。10代の80%以上にみられる一般的な皮膚疾患で、ほとんどの人が経験していると思います。成長期におけるホルモンバランスの乱れにより、皮脂が過剰分泌されることに原因があると考えられています。大人のニキビは「吹き出物」などと呼ばれますが、基本的には同じ皮膚疾患です。ただ原因に違いがあり、大人のニキビは、皮脂の過剰分泌だけでなく、生活習慣やストレス、化粧品の使用など、複雑に絡み合って出来るケースが多いようです。


ニキビのメカニズム

皮脂の過剰分泌
ホルモンバランスの乱れやストレス生活習慣、気温などにより皮脂腺の作り出す皮脂量が増え、毛穴の中は角質や皮脂で充満します。
毛穴の閉塞
過剰に分泌された皮脂や汚れ、また毛穴の内側の角質が厚くなり毛穴がふさがれてしまいます。
雑菌の増殖
肌には「ニキビ桿菌」と呼ばれる細菌が常在しています。毛穴がふさがるとこの菌が活性化し、皮脂を栄養源として増殖します。
ニキビ発生
ニキビ菌は皮脂を分解して刺激性物質を生産し、これが角質内の細胞を傷つけニキビの原因になっていきます。


ニキビのプロセス

面皰(コメド)
毛穴がふさがり出口をなくした皮脂は表皮の下でたまっていき面皰(コメド)と呼ばれる状態になります。これがニキビの第一段階です。たまった皮脂が盛り上がり、表皮からその頭が白くポツンと見える状態を「白ニキビ」。毛穴の先端が開いて皮脂が空気に触れ、酸化して黒く見える状態を「黒ニキビ」といいます。

丘疹(キュウシン)
ニキビ菌が増殖し刺激性物質を生産すると、これが刺激となって炎症が起こり赤く腫れあがります。これが丘疹と呼ばれる状態です。

膿疱(ノウホウ)
丘疹がさらに悪化し化膿した状態です。炎症がさらに進むため赤みが強くなり、腫れて熱を持つこともあります。中心が白く見えるのは膿をもっているからです。炎症がひどくダメージが真皮まで及んでしまうとくぼみが残ったり、肉がもりあがったりして、ニキビ跡が残る場合が多いです。

膿種(ノウシュ)
膿疱が悪化し、皮膚の深い部分にできて、硬いしこりのようになるニキビです。触ると痛みを伴い、治るまでに時間がかかります。

ニキビ予防と対策へ
白ニキビ 黒ニキビ 皮脂腺 丘疹 角質が厚くなる ニキビ菌の増殖