爪の各部分
実際の爪は、ネイルボディ(爪甲)とネイルルート(爪根)とフリーエッジ(爪先)からできています。
ネイルボディは爪の主な部分で、指の先で皮膚についています。1つに見えますが、実際は層をなしています。(左図)ネイルルートは爪のできるところで、爪のつけ根の皮下にあります。
爪の下の構造
ネイルベッド(爪床)、ネイルマトリックス(爪母基)、ルヌラ(爪半月)が含まれます。ネイルベッドは、爪の真下の皮下組織の一部でネイルプレートがその上にあります。
ネイルベッドには、爪の成長に必要な血管と神経が通っています。ネイルマトリックスには神経があり、爪の細胞を作ったり、爪の伸びをコントロールするリンパ管と血管も通っています。ルヌラは爪の根元の薄い色をした半月形の部分で、ネイルマトリックスがネイルベッドとつながっているところです。
爪の周囲の皮膚
爪の周囲の皮膚とはキューティクル、ネイルフォルド(爪褶襞)、ネイルグルーブ(爪溝)、ネイルウォール(爪廓)、エポニキューム(爪上皮)、ペリオニキューム(爪床縁)、ハイポニキューム(爪下皮)のことです。
キューティクル |
爪を覆っている皮膚 |
ネイルフォルド |
爪の根元の皮膚の深いひだ |
ネイルグルーブ |
ネイルベッドの爪の伸びる方にある隙間 |
ネイルウォール |
ネイルグルーブの上の爪の両脇の皮膚 |
エポニキューム |
ネイルウォールからネイルボディに伸びる爪の根元の薄い皮 |
ペリオニキューム |
爪全体の周囲の皮膚 |
ハイポニキューム |
フリーエッジの下の皮膚 |