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サロンでの病気の感染について

サロンでのサービスを安全に行うために、感染の恐れのある病気や、原因について把握しておくことはとても大切です。また、自分やお客様を危険から守ろうとするならばガイドラインやルールを守らなければなりません。正しい予防法や、衛生の手順を行えば、ほとんどの問題を回避することができます。

感染を引き起こすもの
代表的な病気
バクテリア 破傷風、腸チフス、結核、ジフテリアなど
ウィルス インフルエンザ、はしか、一般的なカゼ、HIVなど
真菌(カビ) アレルギー、真菌による中毒、爪への異常など

サロンで注意すべきなのは、バクテリアや真菌による感染です。ウィルスによるカゼや、インフルエンザなどは、人との何気ない接触で移るので完全に防ぐことはできません。また、HIVにサロンで感染することはほとんどありえません。バクテリアや真菌による感染は、きちんとした予防措置を行えばたいていは防げます。衛生上の手順をしっかり踏めば感染の危険はほとんどなくなります。

サロンでの感染経路

バクテリア、ウィルス、真菌や他の病原菌のほとんどは、鼻や口、皮膚の傷といったところから体内に侵入します。また、目や耳からも入ってきます。ネイリストは常にバイ菌に触れているので、病気に感染したり、逆にお客様に移してしまうこともあります。

1.汚れたマニキュア器具と備品
汚れたネイルファイルやキューティクルニッパー、マニキュアテーブル、ゴミ箱、タオルといったところでは、バクテリアやその他の病原体が急速に増殖します。

2.お客様の爪、手、足
お客様がサロンに入ってくる時にはどなたでも、あらゆる微生物を持ち込んでくるものです。お客様にサービスするということは感染の危険があると同時に、お客様の自爪とエンハンスメントやオーバーレイとの間に病原体を閉じ込めてしまう危険もあるのです。

3.お客様,同僚、自分の口、鼻、目。
せきやくしゃみをしている人、鼻水がでている人はバクテリアやウィルスのかたまりです。

4.ネイリストやお客様の傷口やただれたところ
バイ菌で汚染されている液体は、傷口を介して人から人へと伝染します。

5.サロンの中のもの
椅子、電話、レジ、テーブル、タオル、ブラシなどあらゆるものに病原体は付いています。


ネイリストが対処できること
1.常に清潔にすること
消毒、殺菌などはこまめに行う、器具や備品だけでなく、自分の手足や、サロン内のトイレのドアノブなど細かいところまでしっかりと。

2.伝染しそうな状況では仕事をしないこと
インフルエンザやひどい風邪、水ぼうそうなどにかかっているお客様にはサービスをしないように。また自分が、接触伝染病や風邪のときもサービスは行わないように。

3.傷がある人の近くでは仕事をしない
傷があるお客様には病院に行く事をお勧めしましょう。完治してからサービスを行うように。

4.傷をつけないこと
ネイルサービスをする時は細心の注意を払いましょう。キューティクルを手入れしていてお客様を傷つけてしまったり、ファイルを深くかけて皮がむけてしまうこともあります。