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ネイリストの為のBasic Seminar2


ネイルチップ
ネイルチップは、プラスチック、ナイロン、アセテートなどでできている専用のチップを自爪につけて使用し、爪を長くしたり補強したりする技術です.上に何も被せないチップはとても弱いのでスカルプチュアネイルなどの他のサービスと一緒に行います。お客様がチップだけを付ける場合は一時的なサービスと考えられます。また、チップにはいろいろな形、種類があるので、幅広く取り揃えておけば、お客様の爪にぴったりの大きさや形に合わせやすくなります。



?チップの付け方?
(1)爪のツヤを消します
自然な油分を取り除くため、ファイルを使い、爪を軽くファイルします。粗い目のファイルを使ったり、強くこすらないようにします。
(2)チップの大きさを決めます
チップは爪の幅をきちっと覆う幅で、爪の長さの半分以上重ねてはいけません。ウエルが大きすぎるときは、小さく切って調節します。

ハーフウエル フルウエル ポジションストップ ウエル
チップにはウエルという、爪に接着する部分があり、フル(全形)とパーシャル(部分)があります。
ポジションストップとは、爪に接着剤
をつける前に、爪とチップが重なるところをいいます。
(3)ツメを消毒します
爪を消毒しておきます。消毒剤は爪に残っている油分を取り除き、脱水効果もあるので、接着剤の付きが良くなります。
(4)接着剤を塗ります
爪の中央から爪先へ接着剤を塗ります。皮膚にはみださないように注意。
(5)チップを付けます
ストップ、ロック、ホールドの手順でチップを付けます。
ストップ…フリーエッジに対して45℃の角度でストップするところ見つけます。
ロック…チップをゆっくり動かします。
ホールド…乾くまで5?10秒しっかり押さえます。
(6)段差を埋めます
チップと自爪の段差を埋めるために接着剤を1滴垂らします。
その後チップを好みの長さに切り、ファイルして整え、自爪とチップの境目に線や白濁が見えないようにします。


?チップの外し方?
(1)爪を浸します
容器に爪が浸るだけのアセトンを入れ、数分浸します。
(2)チップをずらしてはずします
軟らかくなったチップを、オレンジウッドスティックを使って、ずらしながら外します。無理に剥がすと爪を傷つけるので注意しましょう。

(3)ファイルします
ファイルして、接着剤を完全に落としたら、キューティクルオイルやマッサージクリームを使ってキューティクルと周囲の皮膚を整えて終了です。


?チップのメンテナンス?
チップを付けたお客様は1?2週間おきにグルーとバフィングが必要です。自爪との境目に接着剤を付け直します。ほとんどのチップはアセトンのポリッシュリムーバーを使うと剥がれてしまうので、ノンアセトンのものを使いましょう。


?チップに必要な道具?
基本のマニキュアテーブルのセットに加えて以下の道具が必要です。
バッファーブロック
爪をバフィングするのに使用し、爪表面に光沢を出します。
ネイルチップカッター
チップをカットする時に使用します。
ネイル接着剤
自爪にチップを接着する際に使用します。目に入ると大変危険で、失明する場合もあります。接着剤を使用する場合は、ネイリスト、お客様ともにセーフティーグラスをかけましょう。
ネイルチップ
プラスティックやナイロンでできた人工爪です。いろいろな形やサイズがあります。
グルーオフ
付け爪専用のリムーバーです。チップを取り外す際に使用します。


ワンポイントアドバイス

チップは、長い爪にしたいけれど自分の爪を伸ばせそうにない人や、爪が伸びるまで待つのは嫌だけれど長い爪にしたい、というような人達に好まれてきました。しかしそれ以外の愛好者として、結婚式やパーティーなどに一時的に長い爪にしたいという人達がいます。こういう人達は長い爪が邪魔になる職場で働いていたり、長い爪が自分のライフスタイルに合わないと思っていますが、1?2日だけなら長い爪にしたいと思っている人達です。そんな人達の為にツーデイズサービスを始めましょう。1日目にチップを付けて、2日目にチップを取り外し、自爪を整えるようにします。


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