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重層Q&A
重曹をもっと知って普段の生活に取り入れよう。


Q、
重曹の特徴は?
A、
重曹にはいくつかの特徴があり、多くの効果をもたらします
  (1)研磨作用
重曹はやわらかい結晶なので、デリケートな肌やモノを優しく研磨する効果を持ち、効果的に汚れを落としてくれます。

(2)中和作用
重曹は弱アルカリ性です。多くの汚れや油は、脂肪酸という酸性の物質でできているので、重曹によって中和され、簡単に拭き取れるようになります。

(3)軟水作用
ミネラルたっぷりの硬水は飲む場合は問題ありませんが、お風呂に用いるとちくちくします。重曹は水に溶けるとミネラル分をはさみこみ、水をより柔らかくします。

(4)消臭・吸湿作用
ほとんどの悪臭は酸性です。弱アルカリ性の重曹は、酸性の悪臭を消すことができます。さらに、アンモニアや一部の酸などと反応してアルカリ性の臭いを消す作用もあるので、体臭、口臭、タバコ臭などあらゆる消臭に効果があります。また重曹には吸湿性もあるので、湿気が多い場所に置いておけば、カビなどの防止につながります。

(5)発泡作用
重曹は、酸や熱を加えると、二酸化炭素の細かい泡を発生します。パンやケーキなどを作る時はこの作用を利用して生地をふくらませます。

(6)人体に無害
多くの作用をもたらしながらも、人体にも自然にも全く無害なため安心して使用することができます。

Q、
重曹は薬の吸収を妨げると聞いたのですが?
A、
飲み過ぎると胃の中がアルカリ性になり邪魔する場合も。
  人間の体はアルカリ性になると薬を充分に吸収しなくなるという性質があります。重曹をたくさん飲むと、血液中のアルカリ度が高くなり、他の薬が吸収されずに体の外に排泄されることが起こりやすくなります。その薬が重要でないなら支障ありませんが、生命にかかわる病気を治療する薬だと大変な事になりますので、病気の治療のために薬を服用している場合は重曹の摂取は控えたほうが良いでしょう。

Q、
1日に摂取していい量は?
A、
多量摂取に注意。
  1日に摂取していい量は5g程度。多量摂取は胃液がたまったり、消化器官に影響がでることがあります。しかしスポーツ時に摂取する場合は、体外にどんどん重曹(ナトリウム)が出ていきますので、その分を補うために重曹を摂取してください。出た分を補うので5gをオーバーしても問題ありません。ただし高血圧症や腎臓疾患で治療中の方は摂取を避けるように。

Q、
重曹の保存方法は?
A、
風通しのよい冷暗所が最適。
  保存容器は殺菌するか、入念に洗って下さい。保管場所としては、高温多湿、直射日光のあたる場所を避けましょう。また水濡れも厳禁です。また開封してから時間の経った重曹が、まだ新鮮かどうか見分けるには、お酢をほんの少したらしてみて、酸と反応した重曹が泡立ってくれば、まだ新鮮です。

Q、
重曹の摂取を控えたほうがよい人はいますか?
A、
高血圧症や腎臓疾患の方は控えるように。
  妊婦さんやお年寄り、お子さんも一般成人同様に摂取していただいて大丈夫です。ただし、高血圧症や、腎臓疾患などで治療中の方は摂取を控えて下さい。

Q、
重曹にグレードがあるの?
A、
製造規格によりいくつかに分けられます。
  市販で売られている重曹には、「工業用」、「食用」、「薬用」に分けられています。最も厳しい製造規格を設けられているのが「薬用」です。「薬用」→「食用」→「工業用」というグレードの順です。人体やペットへの使用は「薬用」または「食用」を使用し、掃除などで使用する場合は「工業用」で十分です。

Q、
重曹歴史について教えてください?
A、
19世紀以降に重曹が使用されるようになりました。
  重曹はもともと自然界に存在しているもので、この物質を人類が広く使用するようになったのは19世紀の初めからです。開拓時代のアメリカでパン作り用のふくらし粉として使用されたようです。ちなみに天然の巨大な重曹の鉱床は1930年代にアメリカで発見されました。アメリカではほとんどの重曹が天然のもので、ケニア、エジプト、ベネズエラなどにも多量に存在しています。日本にはこのような鉱床がないので、国内で製造される重曹はすべて人工のものです。つまり国内で目にする天然の重曹はすべて輸入品です。

Q、
重曹はどのようなことに用いられていますか?
A、
あらゆる分野で使用されています。
  重曹はあらゆる分野で使用されています。医療分野では、胃腸薬や人工透析液など。農業分野では農薬など。畜産分野では飼料などに用いられています。飼料に重曹を混ぜると、乳牛の乳量を増やします。また水中の鉛や銅の毒素を軽減したり、酸性ガスを除去する効果などを各種工場などが利用しています。

Q、
重曹とベーキングパウダーの違いは?
A、
重曹に酸性剤を加えたものをベーキングパウダーという。
  両者の成分を、おおまかにいうと、
重曹=炭酸水素ナトリウム
ベーキングパウダー=重曹+助剤+分散剤となっています。重曹は酸に反応してガスを発生させますが、ベーキングパウダーは、酸性である助剤の配合量によって、ガス発生の温度やスピード、さらに生地のpHなどを調整することができます。
料理に関して2つの使い分けをいえば、濃い色調の焼き菓子や仕上がりの色を濃くしたい場合は重曹を、重い生地をふっくらと仕上げたい場合はベーキングパウダーを使うとよいでしょう。

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