それが、わたしの夢
ファッションデザイナーを夢見てファッション専門学校に入学。インターンシップの一端で、小児病棟や介護施設でのボランティア活動に参加し、患者さんや、利用者さんにメイクを施していました。そんなある日、高次脳機能障害で認知力の低下したおばあちゃんのお化粧をした時に、普段は話せない旦那さんと結婚した時のエピソードや、子供達と過ごした日々の思い出をとても詳しく語ってくれました。記憶や表情を失う病を患っている彼女の時間が、「お化粧をした時だけ戻る」という経験をした時に、今までの認識を超えたメイクの可能性を感じ、メイクアップアーティストへの道を選んだのです。
「メイクで人を幸せにする。…」それが私の夢です。