顎の延長上のサイドのボリュームとトップ、逆サイドから顎の4つの点を線で結んだアウトラインを卵型に近づける。お客様のヘア全体を前から・後ろから・横から・上から・斜めからあらゆる方向からよく観察し、たまごの形に近づけるようイメージする。
美通販『読モ』スペシャルinterview第1弾として、
美容師の方々に参加していただき、これからの季節に外せない
ベストバイアイテムと、それぞれ得意な技術を披露してもらいました。
「髪の毛は艶が命!!」をモットーに美容に関する
知識や情報を伝えるサロンを目指しています。
日本美容専門学校卒業。
RENJISHIに入社。
19年間勤務をし、カット技術やメイクアップ、ヘアアレンジ等を学び業界紙の撮影やカットセミナー、ヘアショーのスキルを習得しました。その経験を活かし、この先自分の人生ずっと美容師をしていきたい!という思いから 2018年1月独立開業。
「カットをする際はハサミを入れる前に、骨格を触らせていただいて、絶壁タイプ、ハチ張りタイプ、髪質、生え方…など素材を読むことが重要です。頭の丸みを捕らえた上で、どのようにカットしていくか、お客様にどんなデザインを提案するかを考えます。
また、オーバーセクションと、アンダーセクションで、真ん中からセクション分けして展開図を想像しながら、レイヤーとグラデーションを使い分けて仕上げていくことが重要ですね。」と語るYUKIさん。今回は、絶壁骨格矯正カットをレクチャーしていただきます。
顎の延長上のサイドのボリュームとトップ、逆サイドから顎の4つの点を線で結んだアウトラインを卵型に近づける。お客様のヘア全体を前から・後ろから・横から・上から・斜めからあらゆる方向からよく観察し、たまごの形に近づけるようイメージする。
骨格矯正カットは、日本人の平面的な頭の骨格を意識し、理想的なフォルムにカットしていくこと。グラデーションやレイヤーを使い分けて、足りない所は足し、多い所は削る。シルエットの形を変えることで視覚的な錯覚を起こさせれば、こんなことができる。
◯張っているハチを丸く見せる。
◯絶壁の後頭部を丸いフォルムにする。
◯長い顔を横長な印象に見せる。
骨格チェックと同時に髪の生え方、つむじの位置などもチェックし、左右前後の髪がどの位置に落ちるのかを確認しよう!
それによりフォルムを出す、削る箇所が見えてくる。
絶壁により足りていない(補正したい)バックトップのシルエットをつくるには、顎ラインの延長線上にボリュームを設定し、サイドから見たフォルムを奥行きのある卵型に近づける。
YUKIさんオススメの
「ベストバイ」アイテムはこれ!