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美容室開業にかかる費用・必要書類・流れを完全解説!失敗しない開業準備ガイド

美容室開業にかかる費用・必要書類・流れを完全解説!失敗しない開業準備ガイド


「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱きながらも、美容室の開業には何にいくらかかるのか、どんな手続きが必要なのかがわからず、開業に向けて動き出せない方も多いのではないでしょうか。

 美容室の開業は、費用の準備から物件の契約、行政手続きまで、多岐にわたる準備が必要です。
しかし全体の流れをあらかじめ把握しておくことで、迷わずに準備を進めることができます。

今回は、美容室の開業にかかる費用・手続き・流れについてわかりやすく解説します。

美容室の開業にかかる費用

美容室の開業にかかる費用

美容室を開業するには、まとまった初期費用が必要です。費用の相場・内訳、コストを抑えるためのポイントを順に見ていきましょう。

相場は800~1,500万円

美容室の開業にかかる費用の総額相場は800~1,500万円とされており、物件の立地・規模・内装のこだわりによって大きく変わります。
日本政策金融公庫の調査によると、美容業全体の開業費用は約940万円(平成27年8月)です。


なお、当時の開業費用の平均値は1,287万円・中央値700万円でした。2025年度の調査では平均値975万円・中央値600万円と推移しており、長期的には低下傾向にあります。 開業費用の主な内訳は次の通りです。

  1. 物件取得費(敷金・礼金・仲介料)
  2. 内装・外装工事費
  3. 設備・機器費(シャンプー台・カットチェアなど)
  4. 運転資金(最低3か月分)

これら4項目が開業コストの大部分を占めます。中でも内装費と運転資金は想定よりも高額になりやすいため、余裕を持った資金計画が重要です。

出典:
日本政策金融公庫「新たに美容業を始めるみなさまへ 創業の手引+
日本政策金融公庫「2014年度新規開業実態調査
日本政策金融公庫「2025年度新規開業実態調査

最も高額なのは内装・外装工事費

費用の内訳の中で最も大きな比重を占めるのが、内装・外装工事費です。相場は400万円以上~が目安とされています。

美容室は保健所・消防署が定める構造設備基準(床・壁の材質、換気設備、排水設備など)を満たした設計が義務づけられているため、一般的な店舗と比較して工事費がかさみやすい構造になっています。

シャンプー台の給排水工事や電気工事には専門業者への依頼が必要で、これらも費用の押し上げ要因です。

また、看板・外装工事費も加わるため、内装業者から複数の見積もりを取り、予算内に収まるか入念に確認しておきましょう。

500万円以下で開業する方法も

工夫次第で、初期費用を500万円以下に抑えることも可能です。
まず有効なのが、居抜き物件の活用です。前のテナントの内装・設備をそのまま使えるため、内装工事費を大幅に削減できます。

また、スタッフを雇用しない1人サロン形態を選べば、人件費ゼロで固定費を最小限に抑えることが可能です。 加えて、美容機器や消耗品の仕入れを専門ECサイトで行うことで、設備費の初期費用を抑えられます。

費用を削れるポイントを一つひとつ確認しながら、計画を立てていきましょう。

美容室の開業の流れ

美容室開業の流れ

美容室の開業には、コンセプト決定から集客まで、大きく7つのステップがあります。各ステップの内容と注意点を確認しておきましょう。

1.コンセプト・事業計画の策定

開業準備の最初のステップは、サロンのコンセプトと事業計画を固めることです。 ターゲットとする客層・施術メニュー・価格帯・立地の方針など、サロン全体の方向性をこの段階で決めておきます。

 また、収支計画・資金調達計画を含む事業計画書を作成することも重要です。事業計画書は融資申請時に提出が必要になるため、具体的な数字を盛り込んだ内容にしておきましょう。

 開業後の集客手段(SNS・クーポンサイトなど)もこの時点で考えておくと、後の準備がスムーズになります。

2.資金調達(日本政策金融公庫への融資申請など)

コンセプトと事業計画が固まったら、次は資金を調達します。 自己資金の目安は200~300万円とされており、開業者の5割超が開業の1年以上前から準備を始めています。

不足分を補う方法として一般的なのが、日本政策金融公庫「新規開業資金」への融資申請です。 美容業の場合には創業者向けの優遇制度が設けられており、低金利での借り入れが可能です。

融資審査では事業計画書・美容師免許の写し・資金調達計画書などの書類提出が求められます。書類の不備があると審査に時間がかかるため、早めに準備を進めておくことが大切です。

3.物件の選定・契約

資金のめどが立ったら、物件探しに進みます。 物件の選択肢は大きく「居抜き物件」と「スケルトン物件」の2種類です。

居抜き物件は前テナントの内装・設備を活かせるため工事費を削減できる一方、スケルトン物件は自由度の高い内装設計が可能です。

保健所の基準(作業スペース13㎡あたり椅子6台までなど)に物件の広さが適合するかも必ず確認してください。 賃貸契約前には「内装工事の許可」「看板設置の可否」「退去時の原状回復範囲」を家主に確認しておくことも重要なポイントです。

4.内装工事

物件が決まったら、内装工事に入ります。 美容室の内装は、保健所が定める構造設備基準(床・壁の材質、作業室の面積・照明・換気・消毒設備など)を満たした設計が必須です。

工事着工前に保健所へ事前相談を行うことで、完成後の手直しや検査での指摘を防ぐことができます。

 消防署への「防火対象物使用開始届」の提出も工事前に確認が必要です。工期は物件の状態によって異なりますが、着工から完成まで1~2か月程度を見ておきましょう。

5.備品・美容機器の調達・搬入

内装工事と並行して、備品・美容機器の調達も進めます。 主な備品にはシャンプー台・カットチェア・鏡・ドライヤー・ヘアアイロン・タオルウォーマー・レジなどがあります。

こうした機器を新品で揃えると費用がかさみやすいため、仕入れコストを抑えることが開業費用全体の圧縮に直結します。 美容師向け専門ECサイト「美通販」では、個人開業者や小規模サロンに向けた小ロット注文に対応しており、24時間受付・当日出荷のスピード対応も整っています。

カットチェアやシャンプー台など高額になりやすい美容機器を安く仕入れられるため、開業コストを大幅に削減できます。

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6.各種届出・手続き

開業にあたっては、複数の行政手続きが必要です。 最も重要なのが、保健所への「美容所開設届出」です。開業日の10日前までに提出が必要で、保健所による立入検査も行われます。

個人で開業する場合は税務署への「個人事業の開業届出書」も開業から1か月以内に提出してください。

 常時2名以上の美容師が勤務する場合は管理美容師の設置が義務づけられています。届出の漏れがあると開業後に問題が生じる可能性があるため、リストを作って一つひとつ確認しながら進めましょう。

補足:開業届と開設届の違い

「開業届」と「開設届」は名前が似ていますが、提出先と目的がまったく異なります。 開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)は税務署に提出する書類で、個人事業主として事業を開始したことを申告するためのものです。営業開始後1か月以内に提出します。

 開設届(美容所開設届出書)は保健所に提出する書類で、美容所として営業するための許可を受けるためのものです。営業開始予定日の10日前までを目安に提出し、保健所による立入検査を経て営業が認められます。

   保健所の立入検査から許可が下りるまでに一定の時間がかかる場合があるため、余裕を持って手続きを進めましょう。

7.集客活動・開業

手続きが完了したら、いよいよ集客活動を始めます。 まず取り組みたいのが、Googleビジネスプロフィールへの登録です。

地図上に美容室の情報が表示されるようになり、近隣ユーザーへの認知獲得に効果的です。また、ホットペッパービューティーへの掲載・自社SNS・公式サイトを活用して開業告知を行いましょう。

さらに、開業前のモニター施術やオープニングキャンペーンを実施することで、口コミやレビューを早期に獲得しやすくなります。

開業後の集客基盤を整えてから、グランドオープンに向けて動き出しましょう。

美容室の開業に関するよくある質問

美容室開業に関するよくある質問

美容室の開業を検討する中で生じやすい疑問について、Q&A形式で解説します。

美容師免許がなくてもオーナーになれる?

美容師免許を持っていないオーナーでも、美容室の開業・経営は可能です。 法律上、美容師免許が必要なのは「施術を行う人」であり、オーナーが直接施術を担当しなければ、免許なしでも経営者として美容室を運営できます。

 ただし、融資審査の際に美容師免許の提出を求められるケースがあるため、オーナー自身も免許を取得しておくと審査がスムーズになる場合があります。

 免許を持たないオーナーが開業する場合は、経営・マーケティングの管理に専念し、施術は有資格の従業員に任せる形が一般的です。

自宅での開業は可能?

自宅の一部を美容室として使用する「自宅兼美容室」での開業は、法的に認められています。 自宅開業の最大のメリットは、家賃を削減することで固定費を大幅に抑えられる点です。

ただし、美容室の面積が住居全体の1/2を超えてはならないこと、保健所が定める構造設備基準を満たすことが条件となります。

施術スペースを住居部分から独立させる改装が必要になるケースが多く、改装費は発生しますが、長期的にはコスト面で有利な開業スタイルです。

保健所の検査では何を確認される?

美容所開設届を提出すると、保健所による立入検査が行われます。 検査では、以下が確認されます。

  1. 作業スペースの広さと椅子台数の比率(13㎡あたり椅子6台までなど)
  2. 照明・換気・床材・壁材・消毒設備などの設備基準への適合
  3. 美容師免許保有者全員分の医師診断書(結核・伝染性皮膚疾患の有無)の提出

 事前に保健所へ相談しておくことで、検査での不合格や手直しを防げます。開業日から逆算して早めに相談・届出を行いましょう。

美容室の開業に向けた仕入れなら「美通販」へ

開業に向けて仕入れを検討されている方には、美容師専門ECサイト「美通販」の利用がおすすめです。

 開業したばかりのサロンが直面しやすいのが、仕入れ先の確保・コスト削減・業務効率化といった課題です。ディーラーや問屋は個人や小規模店舗では取引が難しいケースもありますが、美通販では個人開業者からの注文に対応しており、小ロットでの仕入れが可能です。

 カットチェアやシャンプー台をはじめ、消耗品まで幅広く取り揃えています。まずは美通販のサイトをのぞいてみましょう。

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