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美容室で使える英語接客・単語フレーズ集!外国人対応と会話のポイントも解説

近年、インバウンド需要の高まりにより、美容室でも外国人のお客様を迎える機会が増えています。

しかし、「英語での接客は難しそう」と不安に感じているスタイリストや美容師の方も多いのではないでしょうか。

実際には、定番フレーズと基本的な単語を覚えるだけで、外国人のお客様にも安心して施術を受けていただけます。

今回は、美容室の接客シーンで使える英語フレーズや単語集、外国人対応のコツについて解説します。

【シーン別】美容室の接客で使える英語フレーズ集

美容室で使える英語フレーズ美容室での接客は、来店から退店まで流れが決まっています。

シーンごとにフレーズを整理しておくことで、いざというときにスムーズに対応できます。

来店・受付

笑顔でのあいさつとスムーズな予約確認が、外国人のお客様への第一印象を左右します。

受付で使える定番フレーズを確認しておきましょう。

  •  「ようこそ〇〇サロンへ。ご予約はされましたか?」→ Welcome to 〇〇 salon. Have you made a reservation?
  •  「お名前をお伺いできますか?」→ May I have your name?
  •  「上着とバッグをお預かりいたします。」→ I would like to take your jacket and bag.
  •  「担当スタイリストがすぐに参りますので、おかけになってお待ちください。」→ Please have a seat. Your stylist will be with you shortly.

お客様が入店した瞬間から丁寧な対応を心がけることで、外国人のお客様にも安心感を与えられます。

席へのご案内・自己紹介

受付を終えたら、席へのご案内と本日の希望確認へと進みます。

案内のひとことやドリンクの申し出が、施術前のお客様の緊張を和らげる効果があります。

  • 「座席までご案内します。こちらにどうぞ。」→ I will lead you to your seat. / This way, please.
  • 「少々お待ちいただけますか?」→ Could you wait for a moment, please?
  • 「今日はどのようにされますか?」→ How would you like to have your hair done today?
  • 「よろしければ、何かお飲み物はいかがですか?」→ Would you like anything to drink?

ドリンクのご案内を英語で伝えるだけで、外国人のお客様の満足度が大きく上がります。

カウンセリング

カウンセリングでは、お客様の要望を正確に把握することが重要です。

参考写真の有無や希望の長さ・カラーを事前に確認することで、施術後のトラブルを未然に防ぐことができます。

  • 「参考写真はありますか?」→ Do you have any reference photos?
  • 「どのくらい短くしますか?」→ How short would you like to cut?
  • 「長さは残しますか?」→ Do you want to keep the length?
  • 「カラーはご希望ですか?」→ Would you like your hair colored?
  • 「お客様の頭皮は敏感ですか?」→ Do you have a sensitive scalp?

丁寧なカウンセリングが、仕上がりへの満足度を大きく左右します。

シャンプー・施術中

シャンプーや施術の際はお客様の身体に直接触れるため、都度声かけが必要です。

お湯の温度や体勢の確認を英語でできると、お客様への安心感と信頼感が高まります。

  • 「洗面台にお連れします。椅子を倒します。」→ I'll lead you to the sink now. / I'm going to recline the seat.
  • 「これからシャンプーします。お湯が熱すぎたら教えてください。」→ I'll wash your hair now. / Let me know if the water is too hot.
  • 「かゆいところはございますか?」→ Is there anywhere that feels itchy?
  • 「頭の力を抜いてください。」→ You can relax your head.
  • 「カットクロスをかけますね。首元きつくないですか?」→ I'll put a cape around your neck. / Is it too tight around your neck?
施術中のさりげない声かけが、外国人のお客様に「きちんと対応してもらえている」という安心感を与えます。

施術中の確認

施術の途中でも、定期的にお客様の状態を確認することが大切です。

「何かあればすぐに対応します」という姿勢を言葉で示すことが、外国人のお客様の満足度に直結します。


  • 「お加減いかがですか?」→ Are you comfortable?
  • 「何か質問や気になることがあればお申し付けください。」→ Please let me know if you have any questions or concerns.
  • 「この後のご予定はありますか?」→ Do you have any plans after this?
  • 「お湯加減はいかがですか?」→ How's the water temperature?
施術中もこまめにお声がけを行い、お客様が安心して過ごせる環境づくりを心がけましょう。

雑談

施術中の雑談は、お客様との関係性を自然に築く大切な時間です。

気軽に声をかけるだけで、サロン全体のリラックスした雰囲気をつくれます。

  • 「日本は初めてですか?」→ Is this your first time in Japan?
  • 「日本のご滞在はいかがですか?」→ Are you enjoying your stay in Japan?
  • 「今日はいい天気ですね。」→ Nice weather today, isn't it?
  • 「週末は何か予定がありますか?」→ Any plans for the weekend?
天気や旅の話題は万国共通で使いやすく、会話のきっかけとして最適です。

料金の説明

料金の説明は、文化の違いによるトラブルを防ぐためにも重要なシーンです。

日本ではカット料金にシャンプー・ブローが含まれますが、海外では別料金が一般的なため、外国人のお客様への事前説明が必要です。

  • 「ヘアカット料金に含まれています」→ It's included in the haircut fee.
  • 「トリートメントはされますか?3,000円です。」→ Would you like a hair treatment? It costs 3,000 yen.
サービス内容と料金を施術前に明示することで、精算時のトラブルを未然に防ぐことができます。

仕上がりの確認・お会計・お見送り

仕上がりの確認とお会計は、最後の印象を決める重要なシーンです。

「気に入らなければ直します」の一言が、お客様の満足度と再来店率を高めます。


  • 「仕上がりはいかがですか?お気に召しませんでしたら直します。」→ What do you think? / I can fix it if you'd like.
  • 「お支払いはどうなさいますか?」→ How would you like to pay?
  • 「お会計は合計で〇〇円です。現金またはクレジットカードでお支払いをされますか?」→ Your total is 〇〇 yen. Would you like to pay in cash or by credit card?
  • 「またのご来店をお待ちしています。本日はありがとうございました。」→ We look forward to seeing you again. Thank you for coming today.
最後まで丁寧に対応することで、外国人のお客様のリピート来店につなげることができます。

電話予約の対応

電話での予約対応も、英語で対応できると安心です。

予約確認と満席時の案内フレーズを覚えておくだけで、電話対応への不安が大幅に軽減されます。
  • 「お電話ありがとうございます。〇〇サロンの■■です。どんなご用件ですか?」→ Thank you for calling 〇〇 Salon. ■■ speaking. How may I help you?
  • 「ご予約はいつになさいますか?」→ When would you like to make your appointment?
  • 「残念ながら、その日は予約が埋まっております。」→ Unfortunately, we are fully booked on that day.
電話応対でも定型フレーズを準備しておくことで、焦らずに対応できます。

美容室の英語接客に役立つ単語集

美容室で使える英単語フレーズだけでなく、施術に関連する単語を知っておくと、お客様の要望をより正確に把握できます。

接客シーンで頻繁に登場する単語をカテゴリ別に紹介します。

施術メニューに関する言葉

施術メニューの英単語は、カウンセリング時に最も必要になる基本知識です。

主なメニューの英語名を押さえておきましょう。

  • カット=cut / haircut。前髪カット=bang trim。
  • カラー全般=color / hair color。
  • 全体染め=full color、根元染め=retouch color
  • パーマ=perm(permanent wave)。ゆるいパーマ=body wave、デジタルパーマ=digital perm。
  • 縮毛矯正=hair straightening / straight perm 
  • ハイライト=highlights、グラデーションカラー=ombre
  • バレイヤージュ=balayage
  • ブリーチ=bleach
  • トリートメント=treatment
  • シャンプー=shampoo
  • ブロー=blow-dry
施術名を英語で言えるようになるだけで、カウンセリング時のコミュニケーションがぐっとスムーズになります。

ヘアスタイルに関する言葉

ヘアスタイルの表現を覚えておくと、お客様の希望をより正確に把握できます。

長さやスタイルの種類を英語で理解しておきましょう。

  • 長さの表現:長髪=long、短髪=short、ベリーショート=extra short
  • 肩あたり=medium / shoulder length
  • おかっぱ・ボブ=bob cut
  • スタイルの種類:ストレート=straight hair、カーリー=curly hair、ゆる巻き=wavy、
  • ぱっつん=blunt、刈り上げ=undercut
  • 前髪=bangs(米語)/ fringe(英語)。レイヤー(段カット)=layered cut / layers
  • 坊主=buzz cut
前髪の呼び方が米語(アメリカ英語)とイギリス英語で異なるなど、細かな違いを知っておくと対応の幅が広がります。

髪質・状態に関する言葉

お客様の髪質を正確に把握することが、適切な施術提案につながります。

髪の状態を表す英単語を押さえておきましょう。
  • 直毛=straight hair
  • 天然パーマ=naturally wavy hair / naturally curly hair
  • 硬い髪質=coarse hair
  • 猫っ毛=fine hair
  • 細い髪=thin hair、太い髪=thick hair
  • 乾燥した髪=dry hair、オイリー=oily hair
  • 傷んだ髪=damaged hair
  • 切れ毛=breakage、枝毛=split ends
  • ぼさぼさの(まとまらない)=poofy
  • ちぢれ毛の(細かくちぢれた)=frizzy
髪質の状態を英語で説明できると、外国人のお客様にも適切なケアを提案しやすくなります。

ヘアカラーに関する言葉

カラーオーダーでは、色の名前と明るさを英語で伝えられることが必須です。

基本の色名と伝え方を覚えておきましょう。
  • 髪を染める動詞はdye。
  • 「明るめの茶色に染めたい」→ I want to dye my hair light brown.
  • 基本の色名:black、dark brown、light brown、ash(アッシュ)、blonde、red、pink、platinum 
  • 色見本は colour chart(カラーチャート)と言うと通じます。
  • 「明るい色に染めたい」→ I'd like to have my hair dyed a lighter color.
   カラーチャートを見せながら確認することで、言葉だけでは難しいニュアンスの誤解を防ぐことができます。

施術・技術に関する言葉

施術の細かな技術を英語で説明できると、より丁寧な接客が実現します。

よく使う技術用語を押さえておきましょう。

  • 髪をすく=thin out(シンアウト)。「Would you like me to thin out your hair?」のように使います。
  • 毛量調整=thinning 
  • 毛先を切る=trim the ends。「毛先3センチ程切りますね」→ I'll take about three centimeters off the ends.
  • 強めのカール=tight curls、ゆるいウェーブ=natural waves
  • 頭皮=scalp
  • 敏感肌・敏感な頭皮=sensitive scalp

施術の都度ひと言添えることで、外国人のお客様に安心して任せてもらえる関係が生まれます。

英語が苦手な美容師でもできるコミュニケーションのコツ

美容室での英語のコミュニケーション  英語が完璧でなくても、外国人のお客様に満足していただける接客は十分に可能です。

言葉だけに頼らないコミュニケーションの工夫を取り入れてみましょう。

笑顔・ジェスチャー・アイコンタクトを活用する

英語が完璧でなくても、笑顔でアイコンタクトを取りながら身振り手振りを使うだけで、お客様への安心感が格段に増します。

緊張せずゆっくり・丁寧に伝えることを心がければ、意図は十分に伝わります。

翻訳アプリ・スマートフォンを活用する

翻訳アプリは短いフレーズや特定のキーワードを迅速に翻訳できるため、カウンセリングや施術中のお客様の要望把握に特に効果的です。

Google翻訳やポケトークなどをスマートフォン・タブレットに入れておくと、いざというときにスムーズに対応できます。


 「英語が話せなくて申し訳ない」と謝るより、一生懸命対応しようとする姿勢が大切です。

美容室で外国人対応をするときの注意点・ポイント

フレーズを覚えることと同様に、文化や身体的な違いへの理解も外国人対応には欠かせません。

各ポイントを押さえておきましょう。

文化・サービスの違いを意識する

海外ではシャンプーに別途料金がかかる国が多く、日本の無料サービスに驚く外国人のお客様は少なくありません。

複数人の美容師が一人を担当するスタイルも、海外では珍しくVIP扱いと感じてもらえることがあります。

事前にサービス内容を丁寧に説明することが、安心感につながります。

なお、日本ではチップは不要ですが、外国人のお客様が差し出した場合は笑顔で丁重にお断りする対応も覚えておくと安心です。

髪質・骨格の違いを理解する

アジア系・欧米系など国籍ごとの骨格・髪質の違いを理解しておくことで、仕上がりのクオリティが格段に上がります。

欧米人の髪は1本1本が細く柔らかいため、ボリュームが出にくく、根元の方向性をしっかりつけるブロードライが特に重要です。

また、日本人向けのカット技術をそのまま西洋人に適用すると、骨格の強調が出すぎるケースがあります。

カラー剤が適しているかを確認する

日本のカラー剤の2液は薬機法で6%まで規定されていますが、海外では12%まで許可されている国もあり、外国人の髪へのパッチテストや事前の状態確認が必須です。

髪が傷んでいる、またはアレルギーがある場合はブリーチを勧めないなど、状態に応じた提案が基本です。

その際は、理由を添えて丁寧に説明することで、お客様の信頼を得ることができます。

まとめ

美容室での英語接客は、定番フレーズと基本単語を覚えることでハードルが大きく下がります。

来店から退店までシーンごとにフレーズを整理し、翻訳アプリや笑顔・ジェスチャーを活用すれば、英語が苦手な方でも外国人のお客様に安心してご来店いただけます。

また、文化や髪質・骨格の違いへの理解を深めることで、施術の仕上がり満足度もさらに高まります。

インバウンド需要が拡大するなか、英語接客のスキルを磨き、外国人のお客様にも選ばれるサロンを目指していきましょう。
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